まだあります…

そして迎えた最後の考査

案の定、クマはびっしりでしたが

エネルギッシュでした。

そして高校最高点の評定を取りました。

本当に素晴らしかったです!

コツコツ頑張りました。最後の追い込みもあったけどやはりコツコツやって来た結果です。コツコツしていなかれば最後の粘りは出せません。

やった~

漫画のようです。

やっぱりやればできるのですが、それはやはり自身でスイッチを入れるものなんですね。

余裕を持って志望大学に臨める数字です。

がそれでも不安は尽きません。目標が近づくにつれ今度は落ちたくない!

そんな日々で体調も崩しました。

そして合格しました。

長い道のりでした。

色んな場面での選択、諦め、前進、一時期は長崎の大学も候補にありました。そこまで考えた日々…

本当に受験は本人が一番大変です。

大学生活満喫してね~

もう少し…

最後の考査であがらなかったらどうしよう…

が本人を圧倒していました。

周りの大人たちはまだこれからだ!と励ましますが本人は不安の方が大きいですよね。

そうしてるうちに、志望大学への夢はどんどん強くなり、絶対行きたい!という夢と不安が交差する大変な時期であったと思います。

またその生徒はSNSで天使大学の現役大学生&同校出身の先輩と知り合い、小論のアドバイスをもらう事になりました。

その大学生は、自分が受験期に使用していた勉強ノートをそのままその生徒に貸してくれたそうです。私も見せてもらいましたが、それはとても素敵なノートでびっしり勉強内容が書いてあり分かりやすく、そしてすごい量でした。

本当にこんなノートを貸してくれるなんて、それも手渡しに来たそうです。

生徒が言っていました。

本当に天使ようなような人でした。

いるんですね、そんな人…と

その時も泣いた気がします。

そこからです。スイッチが入ったのは

これくらいやらなきゃダメなんだ!

これくらいやったら受かるんだ!という期待がまたまた絶対行きたい!を強くしたと思います。

まだふりかえっていいですか…

がしかし

評定が上がったと思えば下がったり

勉強しなきゃと思えば集中できなかったり、学校行事が楽しかったり

バスケも上手でダンスもかっこいいので学校でも事あるごとにひっぱりだこです。行事にめいっぱい参加したいけど、勉強時間が減る罪悪感…

そして模試の結果が中々振るわない現実…

一般入試と推薦、入試の形は違いますがそばで指導をしていて本当に胸がつまる事が何度もありました。

一番印象的なのはテスト期間の目のクマです。テスト期間は手を握ったこともありますが手が冷たく階段を上がる足取りは重く、目の下にがっつりクマができていました。

テスト期間の風物詩のようでした。

が今回の推薦入試時期にしんどいしんどいとは言っていましたがクマがはっていなかったので私は強くなったな、と内心思っていました。

評定も6月にどうにか志望大学の条件レベルに達しました。でもどうにか、なので本人はとても不安がっていました。私達はもう大丈夫!と思っていましたが本人の不安はそんなものではありませんでした。

ふりかえって…

高校に入った当時、みんなと同じく勉強にそこまで打ち込んでいませんでした。

高校、楽しいですよね。なので最初に定期考査でやらかして

それがやはりず~っと尾をひいていました。本人の目標を引っ張るというか(悪い意味で)

その後の考査も上がったり下がったり…

その中であれ?自分看護師になるのだろうか、と悩んだり

看護や理学療法士などの医療系の学部や学科では推薦枠も充実しているのでその選択をする生徒も大勢います。私達の時代の推薦、現在の私立大学の推薦などとも少し質が違います。

推薦も指定校でなければ落ちます。なので推薦だけの準備というわけにはいかず、受験対策も同時進行で苦手な数学と英語を頑張っていました。

英語は苦手でしたが数学より遅く高2からのスタートでした。もし推薦がだめなら一般受験です。常にその不安がその生徒にはありました。

そうなると行きたい大学へ行けるかな…

と考えが前へ進もというよりぐるぐるめぐっていました。

英語は英検を受験したことがなかったのですが高2で消化していなければならないものもあり、準2級をすごい勢いで受験し見事一発合格しました。

自信がついて前向きになり英語への積極性はそのころからガラッと変わりました。英語力が急に伸びる!というわけではありませんでしたが、諦めない姿勢が身に着いたと思います。

ニヤニヤしながら雪かきしてました…

合格の余韻さめやらず…です。

大学受験までは長い道のりです。

受験勉強を部活と両立している生徒もいれば、部活を引退して考える生徒、推薦を考え学校の勉強を一生懸命する生徒、目標があり高校入学から受験に向かって行く生徒、行きたい大学したい事が中々みつからない生徒、時間を費やしているのに模試の点数が上がらない生徒、あまり勉強していないのにぐんぐん模試の点数があがる生徒、そばにとてもしっかりした夢を持っている友達がいてただただ焦る生徒

私の娘も助産師になりたく看護の資格を取るために国公立の看護を目指していましたが、その大学へ行くためのスイッチが中々入らず高3の9月、突然、看護を目指すことに不安を感じまさかの理学療法士へと進路を変えました。

家族全員あごが外れそうでしたが、それがどこまで本気なのかがわからず、親を納得させる理由をしっかり自分で見つけるように言った事を覚えています。

そもそも苦手な国語がない大学を選んで準備していたので、受験対策をしていなかったセンターの国語が入ったり、理系専門の塾へ送っていたので塾も変えてすっちゃかめっちゃかでした。

十人十色と言いますが一人として同じように受験する生徒はいません。

今回、天使大学に合格した生徒も本当に色んな事がありました。