わかるとは変わること

先月読み終えた

養老孟子さんの ”ものわかるということ” とても興味深かったです。

捉え方は色々あるかと思いますが、私は少し考えた事がありました。

わからないから教えてください

これどう読むのですか

どう勉強したらいいですか

国語の勉強の仕方がわかりません

英語の文が訳せません

自習に行った方がいいですか

勉強した方がいいですか

勉強の内容から生活までわからない事がたくさんあります。

色んな事を生徒に質問されます。そして答えたり辞書を引かせたりします。

すると

あ~そうか~そうだった~

わかったわかった~忘れてた~

また日が経って、テスト前などに同じ質問がきます。

繰り返しても繰り返しても同じ事を聞く生徒がいます。

それはどういう事か

わかっていません。わかるとは変わる事だと本に書いてありました。

そうか~わかるとは変わる事か~

そうだな~わかっても自分が変わらないとまたわからないへ戻ってしまうな~と生徒を見ていて思います。

本人が変わってわかったものをどうわすれないようにしようか、どう勉強しようか、まとめノートを作ろうか、単語帳を作ろうか、毎日自習にきてわからないものをちゃんと覚えようか、平日毎日勉強しようか、習った範囲はその日のうちにワークを進めようか

など

その場しのぎで自習にきても、ワークを埋めても自分のためにはなりません。

わかって~意識ができて~生活を変える

わかってから自分が変わらないと本当にわかったとはならない

学年が上がり変わった生徒、そうでない生徒がいます。

来週定期テストを控えている学校がありますが

去年の学年末時期と似たような流れになってしまっている生徒

その時期とは全く違ったテスト準備をしている生徒がいます。

テスト時期にやばいやばいを言う生徒言わなくなった生徒

やばいやばいを言う生徒は、わかるわかるわかってる知ってるも言います。

わかってるを言う生徒程わかっていないです。

変わっていないですから

そんな事を本を読み終えて考えてみました。