合格への道のり その②

生徒の変遷、覚醒を確認しながら、昨日は合否発表後講師たちで色んな話をしました。

塾へ来た時からココまで

プラスを全てマイナスで計算したり、問題文の意味を読み違えたり、何回も同じミスを繰り返したり、点数が中々伸びなかったり

数学の先生の口調も荒くなり…

大変なミスをして無言でいつ帰ったんだ?という程姿を消して帰っていったり

家で泣いていた、とお母さんから聞いた事もありました。

スタートはかなり大変でした。

勉強は大変です。

大人から見れば数学もとても初歩的なミスで、何でできないかもわからない時がありますが

いくらやってもできない時はできないんです。

越えて越えてたくさん超えて

ここまで来ました。

中2の学年末ですかね、スイッチが入ったのは…そこで積み重ねたものが少しづつ見えてきて中3に繋がったと思います。

それでもやはり自身に繋がらず志望校を変えてみたり抜いて見たり、また志望してみたりと色々悩みながら

進んできました。

合格への道のり その①

数学が苦手で白川塾を訪ねてきた生徒

スタート地点です。

生徒のあるあるです。低い合格%を見てふっと鼻で笑います。

英語が好きで、来た当初は英語ばかりをして数学は数字をみるのも嫌だ、拒否な反応がでる、と一番苦手なのに一番時間をかけたくない現象が起きていました。

以前、blogでもお伝えしましたが

今回も生徒のOKを取りましたのでご紹介したいです。

お母さんとの面談でも、数学の話を参考にこの生徒の話をすることもありますが

その生徒さんが~もともとできたんじゃないですか~

うちの子とは~という反応が多く

ですよね~私も自分の子育ては鬼の形相でしたから…

でも

生徒の可能性は無限大です。

と同時に時間がかかります。

またキッカケを作る事は周りができても掴むのは生徒自身なので

変わるキッカケはいつ来るか全く予測できません。

まずここで来るだろうな~という所ではきません。

生徒達の尺次第です。

それは小さいキッカケの場合もありますし、とても大きなだれが見てもここだろ~と言う所で来る場合もあります。

私達講師を含めご家庭、周りの大人ができる事は勉強を教えつつひたすら生徒(お子さん)と話し、今何を考え何に悩み、勉強に集中できない原因を探ったり逆に集中できるタイミングを見つけたり、環境を作り、目標を提示し、ここぞという所でデータや数字を見せる

などの地道なサポートをする必要があります。

そのサポートはやはり大変です。

が生徒の可能性は無限大です。

と昨日の合格で

今年も確信した所です。

合格の余韻冷めやらず

入試結果発表の日も授業に来ていた中3生

あ、卒業生かな

数学の入学高校も決まり、だいたいどのようなテキストを使うのかも確認できたので

高校数学のさわりをしていました。

ちらっと覗き込んで

どう?

追われていない勉強は?

楽しいっす

こんなんでしたっけ勉強って

楽しい~

と何度も何度も口にしていました。

わからない問題をいつまでも考えていいって幸せっすよね~

く~

この言葉~

ふ~やっと聞けた~

勉強と言えど受験は別だからね

勉強とは本来こういう物です。

点数に追われ落ちたら行きたい高校に行けないプレッシャーの中での

勉強は今日やっているものとは違うから

受験前と受験後

合否発表前と後

こんなに世界が違うんですね。

そうだね。

使っていたテキスト寄付してくれました。

今年の中3生に使ってください!と

ひゅ~高校のお兄ちゃん~